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espresso cup

通常価格 ¥3,520
通常価格 セール価格 ¥3,520
セール 売り切れ
税込み。

スタンダードなかたちのエスプレッソカップを特別に作っていただきました。

内側が丸底であること、本体にやや厚みをつけること、飲み口の内側にカーブをつけることなど、細かくリクエストをして今回このような形になっております。

持ち手は内側に厚みをつけて山なりにし、指がぎりぎり入るか、指が入らなくてもつまみやすいデザインにしました。

容量は満水(すり切り)で100ml前後です。おおむねダブルショットが入ってちょうどいいくらいになります。


唯芳窯の山崎さんは、福島県いわき市の田人という山あいの地区で作陶しています。

特徴的なのはその原料と印象的な青色にあります。

この地にある常磐夾炭層(じょうばんきょうたんそう)の粘土に着目し、専門機関で成分分析を行った上で自ら処理し、陶芸に利用しています。この土には鉄分が多く含まれており決して使いやすい原料とは言えないそうですが、特定の条件下で硬く焼き締まり、半磁器となります。この土を使っているのは唯芳窯のみで、山崎さんが「常磐白水焼」と名付けました。

また印象的な青色は顔料によるものではありません。粘土と釉薬(ゆうやく=表面のガラス質コーティング)の組み合わせと、特殊な焼成条件によってこの色は生まれています。水色、青、青紫の色合いがひとつのカップの中で見られます。

2011年の東日本大震災による原発事故後は、使用する粘土の放射線量の検査も行いました。現在はいわき市内のフレンチレストラン、すし店、ラウンジ、コーヒーショップなどで、広く山崎さんの器は使用されています。

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  • 基本情報

    ■材質 : 半磁器
    ■サイズ : φ65mm×H55mm   
    ■容量 : 100mL前後
    ■重さ : 97-112g
    ■質感 : つるつる

  • 取り扱い上の注意点

唯芳窯

potter

福島県いわき市で採れる粘土に惚れこみ移住。陶芸用の土を作る工程から行う。シンプルだが手作りの跡をわずかに残す作品を意識的に生み出している。

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