espresso cup MG
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大堀相馬焼の技術を利用した、二重構造のエスプレッソカップです。
大堀相馬焼は、国の伝統的工芸品の指定を受けている福島県浪江町大堀地区発祥の焼きものです。
二重焼(ふたえやき)と呼ばれる二重構造、走り駒という左向きの馬、青ヒビと呼ばれる貫入模様が主な特徴です。
今回は二重焼の技術を生かしながらエスプレッソにちょうどよいサイズ感に、特別に作っていただきました。
容量は満水(すり切り)で55~70mlです。30~40ml程度がちょうどよく入ります。
マットグリーンは大堀相馬焼の特徴のひとつ「青ヒビ」にアレンジを加えたもので、意図的に釉薬(表面のガラス質コーティング)に細かいヒビをいれています。
大堀相馬焼の魅力のひとつとしておたのしみください。
バンド状の薄いコーラルピンクの箇所には釉薬がかかっておらず、ざらっとした素地が出ています。
今回作品を作っていただいた陶徳窯は江戸中期から続く窯で、窯元の陶正徳さんは10代目です。
2011年の東日本大震災に伴う原発事故の影響で、陶徳窯を含む大堀相馬焼の窯は大堀地区は福島第一原子力発電所から半径10km以内に密集しているため、全ての窯が避難を余儀なくされました。
現在陶徳窯は福島県郡山市で活動を再開させています。
原発事故による放射能汚染により一部の原料を使えなくなったことも重なり、求める品質になるまで試行錯誤を繰り返しました。
現在は従来の伝統的な作品のみにとどまらず、モダンな感性が光る新しい大堀相馬焼も産み出しています。
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基本情報
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取り扱い上の注意点